中古車査定で減額となるポイントまとめ

車を売る理由はたくさんあれど、車を高く買って欲しいことは変わらないですよね。

今回は、車買取査定で減額チェックされる7つのポイント!について調べてみました。

減額チェックされるポイントがわかれば、ポイントを守れば高く売却できます。

そして、逆に言えば中古車を購入するときも状態によって他の車と比較できて、値段相応かどうかも知ることができます。

それでは、【ここに注意】車買取査定で減額チェックされる7つのポイント!について詳しく調べましたので、ご覧になってください。

査定の定義

査定する車両の状態は、使用状況により大きく変わってきます。その使用状況を個人で勝手に判断してまうと、車両の状態の評価に大きな差がでてしまいます。査定の価格に大きな差が出ないようにするには、かならず基準というものが必要になります。

この基準により車種により標準的な相場がきまり、中古車の流通がスムーズにいくようになっています。

「中古自動車査定制度」を運用している一般財団法人日本自動車査定協会は、「査定とは」中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕では以下のように定義しています。

「査定」とは標準として定めた中古車の状態(以下「標準状態」という。)と、査定を依頼された中古車の状態との差異を、車種ごとに定められた査定項目にしたがって比較検討し、その車の査定時における経済価値を判定し、その結果を価額に表示することをいう。

出典元:一般財団法人日本自動車査定協会の中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕

標準状態という中古車の状態の基準をあらかじめ決めておいて、その状態から良い状態なら加点、悪い状態なら減点し、車種による人気などを加味して価格を決めるということになります。

標準状態とは

中古車の標準状態は、以下の車両程度と定義されています。

  1. 外装・内装は無傷とする
  2. エンジン・足回り関係は走行に支障なく良好であること
  3. 車検の残り月数は3ヵ月以内とする
  4. 走行キロ数は標準走行キロとする
  5. タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること
  6. その他、事故による修復歴、損傷減価要因、改造工作等のないこと

出典元:一般財団法人 日本自動車査定協会

この標準状態はかなり大まかに感じるかも知れませんが、中古自動車査定基準及び細則〔Ⅰ〕では更にモール類やガラスといったようなパーツごとに細かく標準状態が決められています。

この標準状態からマイナス状態にならないように普段から愛車を保つことが一番の査定を上げる方法となります。

査定の減点チェックポイント

標準状態から査定の減点となるチェックをしてみましょう。

外装・内装は無傷とする

査定の基準では意外なことに1センチ以下の傷やヘコミは査定基準の減額とはなりません。

逆に言うと1センチ以上の傷やヘコミは減額の原因となります。

しかし、外装の傷については程度にもよりますが、修理しても修理代ほど査定額がつかないので修理しないで査定額に出した方がよいでしょう。

これは、買取店が自社の板金工場を持っているケースが多く格安でなおすことができるからです。

交換が必要になる、傷、サビ、変色、退色など大きく査定額が下がる原因となります。またフレーム部分の破損で修理・交換歴のある修復歴までいかなくとも、板金、塗装、交換歴でも査定が下がる原因となります。

エンジン・足回り関係は走行に支障なく良好であること

エンジンの状態は

  • 油の汚れもなく良好な状態
  • 修理の必要なアイドリング不調や排ガスが黒い状態
  • タイミングベルトからの異音やオイル漏れなどの部品の交換が必要な状態
  • エンジンが始動しない、エンジンが焼き付いて交換が必要な状態

などの状態が考えられます。

これらの状態により、調整、修理、交換する必要がでてくるので、それによって査定額も大きく変わります。

エンジンに限らず、トランスミッションやサスペンションは走行に直接支障をきたす部分なのでショックやオイル漏れによって調整、修理、交換によって査定額も大きく変わる部分になります。

車検の残り月数は3ヵ月以内とする

車検と自賠責保険は同じ時期なので多く残っていれば査定が上がる要因となりますが、この基準は買取業者によっても異なります。

しかし売却する予定なら車検が近くても、車検は通す必要はありません。それは車検代よりも査定額がつかないからです。

外装の傷と同様に買取店は自動車整備工場をもっているので車検も安く通すことができるからです。

走行キロ数は標準走行キロとする

一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)で、自動車の標準走行キロは車種と経過年数によって細かく規定されていますが、概ね月当たり800~1000キロが標準走行キロとなります。

よって年間だと9600~12000キロ以上になると過走行となり査定の下がる原因となります。

タイヤの残り溝は1.6mm(スリップサイン)以上あること

タイヤのスリップサインが出てくるとタイヤの交換が必要になるし、1.6㎜以下になると車検も通りません。よって査定額も下がります。

その他、事故による修復歴、損傷減価要因、改造工作等のないこと

事故などで大きく破損すると「修復歴あり」の状態になっている場合があります。

修復歴とは

  1. フレーム(サイドメンバー)
  2.  クロスメンバー
  3. インサイドパネル
  4.  ピラー
  5.  ダッシュパネル
  6. ルーフパネル
  7.  フロア
  8.  トランクフロア

修復歴あり

 

画像出典元:日本自動車査定協会ホームページ:修復歴の考え方

上記1~8の骨格部分を修理または交換した車を「修復歴あり」の車両と言います。この部分を破損していなければ事故車であっても「修復歴あり」の車にはなりません。

「修復歴あり」の車は、走行に大きく影響を与える部分の修理または交換となるので査定額が大きくさがります。

「修復歴あり」のトラブルとして、中古車を買って無事故なのに売る時になって査定で「修復歴あり」とされるトラブルもありますので、車を売却する場合は複数の業者から査定をしてもらう一括査定をおすすめします。

修復歴以外にも水没車(冠水車)は大きく査定額が下がる要因になります。

また事故車でなくとも、オールペンと呼ばれる車両を全部塗り替えた場合も多く場合査定額を下げる原因となります。

減点以外に査定が下がる要因

標準状態からの減点以外にも査定額が下がる要因が6点ありますので紹介します。合計すると査定が下がるポイントは7点になります。

  • 査定前に洗車や車内の掃除をしない
  • 走行距離の区切り
  • 不人気車種、色が不人気色
  • 記録簿や付属品がない
  • 車内のにおい
  • 売る時期

などの状態があります。

査定前に洗車や車内の掃除をしない

車内外を清掃するのは、買取業者の査定マンの心象をよくするためです。洗車しなくて汚れていたり、夜に査定をすると傷が査定マンに目立たないという意見も聞きますが、査定のプロはそんなに甘くありません。

車を大事に扱っているのがわかれば、査定マンも人間なので多少大目に見てくれることもあるからです。

走行距離の区切り

年間年9600~12000キロ以上になると過走行となり査定の下がる原因となりますが、50000キロ、100000キロを境に購入者が減り査定額が下がる傾向にあるので、この走行距離に近いなら達さないようにしましょう。

不人気車種、色が不人気

人気のない車種より、人気のある車種の方が買う人が多いので当然査定額も上がります。黒と白が人気があり、その次がシルバーが人気のある色です。乗り手を選ぶ赤や黄色、ゴールドなどはそれに比べて不人気なので査定額でも下がります。

記録簿や付属品がない

車の整備記録が載っている記録簿はこれまでどのように車を扱っていたのがわかりますし、取扱説明書もあれば査定額アップに繋がります。

車内のにおい

車内に損傷がなくても、タバコのニオイは気になります。ヤニが付着している状態で車内クリーニングすれば大丈夫という意見も聞きますが、タバコを吸ってない人にはわかりますので、タバコのニオイは購入を敬遠される要因となり査定額はかなり下がります。

またペットもにおいがでる要因となります。ペットの場合はケージにいれておけばまだいいのですが、放し飼いにして尿をシートにされると雑菌が増えて悪臭がでます。またベットは爪で車内を傷つけるし、毛がシートや手の届かないところに行ってしまうと絡まってなかなか取れませんので、ペットを入れている車の場合は査定額は大きく下がります。

においは、なかなか自分では気が付かないかもしれませんが、無香性の簡単な消臭はしてもいいかと思います。

売る時期

車のタイプによって高く査定されやすい時期があります。それは時期によってそのようなタイプを希望する人が増えるからです。

  • 春⇒オープンカー
  • 夏⇒SUV、ワンボックスなど
  • 冬⇒4WD、RVなど

また1年で車が最も売れる時期は2月から3月です。その反動で4月~5月あたりは車が売れなくなる時期なので査定額も下がる傾向にあります。

まとめ

  • 査定の価格に大きな差が出ないようにするには、かならず基準というものが必要
  • 中古車の査定の基準となる、車種によって「標準状態」という基準が細かくある
  • 標準状態から減点されない状態にすることが高額査定を出すことに繋がる
  • 査定の基準では1センチ以下の傷やヘコミは査定基準の減額とはならない。
  • エンジン、トランスミッション、サスペンションは走行に直接支障をきたす部分で調整、修理、交換によって査定額も大きく変わる
  • 車検と自賠責保険は同じ時期なので多く残っていれば査定が上がる要因となるが、売却する予定なら車検が近くても、車検代ほど査定額はあがらないので通す必要はない
  • 年間9600~12000キロ以上の走行距離は、過走行となり査定の下がる原因となる
  • タイヤのスリップサインが出てくるとタイヤの交換が必要、1.6㎜以下になると車検も通らなく査定額もさがる
  • 「修復歴あり」と水没車の車は、走行に大きく影響を与える部分の修理または交換となるので査定額が大きくさがります。
  • 車内外を清掃するのは、買取業者の査定マンの心象をよくするため
  • 50000キロ、100000キロを境に購入者が減り査定額が下がる傾向
  • 人気車、人気色の方が査定額もあがる
  • 車内のタバコやペットのニオイ、ペットによる毛や車内の損傷は査定額を大きさげる原因となる
  • 車のタイプによって高く査定されやすい時期があります。
  • 年で車が最も売れる時期は2月から3月です。その反動で4月~5月あたりは車が売れなくなる時期なので査定額も下がる傾向

【ここに注意】車買取査定で減額チェックされる7つのポイント!はいかがでしたか?標準状態の車から減点ポイントを少なくするのが査定で値段をつけることに繋がります。

また減点ポイントの他にも買取販売店によって高く評価されるポイントやよく売れる車種も違うので各買取販売店の査定で提示する額も異なってきます。

よって車を査定する場合は、たくさんの買取業者の査定を受けることをおすすめします。たくさんの査定を受けるには一括査定がとても便利です。