【悪用厳禁】高速道路の特別転回のやり方!ETCカードは必須?

ドライブデートや家族旅行の時に高速道路を使うことが良くありますが、つい話に夢中になってしまって、

  • 降りるICを通り過ぎてしまった
  • 手前のICで降りてしまった

なんてことがありませんか?

「あ!間違った」と焦ってしまってすぐにUターンしてしまうと、高速道路を逆走してしまうこともあって非常に危険です。かといって、余分な料金を払うのはもったいないと思いませんか?

そんな時にとても便利なのが、高速道路の緊急措置の特別転回です。

特別転回とは、余分なお金をかけずに、間違って降りてしまったICで再び高速道路に乗れるシステムです。間違ってもUターンなどせずに、この特別転回を使って目的地まで無事に行きましょう。特別転回のやり方などを詳しく説明します。

高速道路の特別転回とは

高速道路の特別転回は、目的地の高速道路のICを乗り過ごしてしまったときのためのものです。

例えば、出発地がAインターチェンジで、目的地がBインターチェンジだったとします。

つい話に夢中になったりして、Bインターチェンジの標識をうっかり見過ごしてその次のCインターチェンジまで行ってしまったときに、なにも知らなければ、そのまま降りてAインターチェンジからCインターチェンジまでのお金を払うはずです。そして、下道で行くか、再びCインターチェンジに乗ってBインターチェンジまで戻るのではないでしょうか。

金額で言うと、

  • 間違わない場合 A⇒B間の料金
  • 間違った場合 A⇒C間の料金+C⇒B間の料金

になります。合計で1,000円位しか違わないといっても、無駄なお金ですからかなりもったいないと思うはずです。

さらに、そんな時にはパニックになってるはずですから、もったいないしどうにかしないといけない、「Uターンすればいい!」と思って無理やり方向転換するときがあります。

実際に、インターチェンジの出口料金所前の中央分離帯には車が通れるように切れ目があるところがあります。もちろんUターンは禁止ですが、そんな記憶があったりその切れ目が目につくと、ついUターンをしてしまうことがあります。その結果、高速道路を逆走してしまう時があります。

そんな危険な行為をさせないために作られてる緊急措置が特別転回です。

特別転回は、インターチェンジの出口からいったん外に出ますが、再び高速道路に乗って目的地のインターチェンジまで走っても、出発したインターチェンジから目的地のインターチェンジまでの料金は発生しない緊急措置です。

先ほどの例で言えば、

  1. Aインターチェンジに乗る
  2. 目的地のBインターチェンジを通り過ぎる
  3. 次のCインターチェンジで一旦降りる
  4. 再びCインターチェンジで乗る
  5. 目的地のBインターチェンジまで戻る

ということをしても、料金は出発地のAインターチェンジから目的地のBインターチェンジまでの料金までしか支払う必要がないということです。

特別転回のやり方

では、具体的にどうすれば特別転回を認めてくれるかを説明します。

高速道路を使うときには、2種類の方法があります。

  • ETCカードで乗る
  • 発券所で通行券を取って乗る

です。特別転回のやり方はそれぞれ違いますので、ひとつずつ説明します。

ETCカードで高速道路に乗った時のやり方

ETCカードで乗った時には、通行券がありませんので、出口料金所の職員に話しかける必要があります。流れとしては、

  1. ETC出口ではなくて、一般出口に入る
  2. 職員に「乗り過ごした」と話す
  3. 職員の指示通り、一旦外に出る
  4. ETCカードをETC車載器から抜く
  5. そのICの一般入り口からその通行券を見せて再び入る
  6. ETCカードをETC車載器に差す
  7. 目的地のインターチェンジで、ETC出口から出る

これで、目的地のインターチェンジまで戻れます。

ただ、インターチェンジによっては、一般出口に職員さんがいない時があります。そのときには機械についてるインターフォンで呼び出して事情を説明してください。

また、インターチェンジによっては特別転回ができない所があります。スマートICなど職員の方がいない場所や、料金所の設置自体で無理なところがあります。分からない時には、とりあえず、一般の出口料金所に行くか、あきらめてETCの出口から出てそこまでの料金を払うことをお勧めします。

ただ、悪用するのはやめたほうがいいです。すべて記録されていますし、かなり前のインターチェンジに戻りたいとお願いしても無理です。本当に乗り越してしまった時や、手前で降りてしまった時などに限ってお願いするようにしましょう。

通行券で高速道路に乗った時のやり方

通行券で高速道路に乗った時には、ETCは関係ないですからそのまま出口で事情を話してください。

  1. 一般出口に入る
  2. 職員に「乗り過ごした」と話す
  3. 「特別転回承認印」の押された通行券をもらう
  4. 職員の指示通り、一旦外に出る
  5. そのICの一般入り口からその通行券を見せて再び入る
  6. 目的地のインターチェンジで「特別転回承認印」の押された通行券で支払う

インターチェンジによっては、やり方が違う場合があります。かならず、職員さんの指示に従ってください。特別転回ができないインターチェンジもあります。その際には、そこまでの料金を支払って、再び高速道路に乗るか下道で目的地まで行ってください。

降りるICを間違えたら必ず特別転回を!

高速道路での特別転回について説明してきましたが、お分かりになってもらえたでしょうか。

特別転回は、目的地のインターチェンジを行き過ぎてしまったり、手前で降りてしまったときの緊急措置です。間違えたことを無しにして、再び高速道路に乗らせてくれるありがたいシステムです。

もしも、降りるインターチェンジを間違えてしまったとわかっても、慌てずに、まずは一般出口に向かってください。そして、そこにいる職員さんに事情を説明して、指示を仰ぎましょう。きっと、丁寧に対応してくれるはずです。

まちがっても、出口料金所の前でUターンなどはしないでください。たとえUターンしたとしても、そのインターチェンジまでの料金と、そこから目的地のインターチェンジまでの料金はしっかりと掛かってきます。法律でそのように決まってますので、慌てずに対処することをお勧めします。

というのも、最近話題に上ることが多い高速道路の逆走があるからです。国土交通省で発表されたこちらの「逆走事案のデータ分析結果」を見てもらえればよくわかります。

発生状況を調べるとこんな感じになっているということです。

逆走事案のデータ分析結果

(出典:国土交通省

この表からわかるのは、発生する場所がインターチェンジかサービスエリア、パーキングエリアだということです。東日本NEXCOのサイトにもっと詳しい説明も載っていました。

やはり、降りるべきインターチェンジを見逃してしまって、行き先の間違いに気づいてインターチェンジで無理なUターンをしたり、サービスエリアやパーキングエリアで入ってきたところから逆走をはじめてしまうのがほとんどのようです。

もしも逆走をして事故を起こしてしまったら、亡くなってしまう事故は13%もあるということです。

事故全体の亡くなる事故の割合はわずか0.3%ですから、それだけ重大事故になりやすいというのがわかると思います。実際に私も1回だけ対向車線で逆走をしてる車を見ました。メチャクチャ驚きましたし、悲惨な事故だけにはならないように祈りながら、すぐに警察に連絡してもらいました。

逆走して困るのは自分だけではなく、事故を起こしたら相手もいます。逆走の場合、相手の命を奪ってしまう可能性も高いです。もしも、あなた自身の車が逆走してることに気が付いたら、すぐに路肩に寄せてハザードランプをつけましょう。そして、どうすればいいのか、警察やNEXCOなどにすぐに連絡することです。

国土交通省のデータには、逆走してしまった運転手の年齢も出ていました。

国土交通省 逆走事案のデータ分析結果

(出典:国土交通省

という感じです。

見てもらったとおり、60歳以上の人がほとんどです。ただ、20歳以下の人でも、1年に4.8回起きています。

地方に住んでると、何でこんな簡単な高速道路で逆走してしまうのか不思議に思いますが、たまに東京などに行くとどうやって乗っていいのかわからないときがあります。降りる時も、右側から降りるようなインターチェンジもあるので、つい乗り越してしまったこともあります。

自分の運転テクニックに過信せずに、丁寧に慎重に運転することをお勧めします。そして、もしも間違ってしまったら、特別転回を使うとか、あきらめてもう一度乗り直すことをお勧めします。わずか1000円位のもので人生を棒に振ってしまったり、人生そのものがなくなってしまったら本も子もありません。安全運転を心がけて楽しいドライブをしていきましょう。